NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の22日に放送された第40回の平均視聴率が21・8%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、裕一(窪田正孝)は早稲田を応援する気持ちをなぜ持ち続けられるのかを応援部団長の田中隆(三浦貴大)から聞く。その思いを聞いた裕一は、応援歌「紺碧の空」の曲を書き上げる。裕一と音(二階堂ふみ)も球場に応援に駆けつけ、早稲田大は接戦を制し、慶応大から勝利を挙げる。

その後、田中隆ら応援部が「紺碧の空」を歌って裕一に感謝し、一体感を味わう。

裕一は売れっ子作曲家となった木枯(野田洋次郎)と会い、音楽を続けることを伝える。音も音楽学校の記念公演「椿姫」の主役選考会へ意欲を燃やす。

そして裕一は自分が作曲し、ともに幼なじみの鉄男(中村蒼)が作詞し、久志(山崎育三郎)が歌い、一緒に曲を作ろうと誘う。