女優羽田美智子(51)主演のフジテレビ系連続ドラマ「隕石家族」(土曜午後11時40分)の第7話が23日、放送される。

20XX年。巨大隕石が地球に衝突するまであと半年となった。終末の日が目前に迫る中、ギリギリの秩序を保つ日本の東京・世田谷に5人家族の門倉家が住んでいた。ごく普通の主婦として生活してきた門倉久美子(羽田)は、自分の気持ちに正直になりたいと「私、好きな人がいます」と衝撃の告白をして、高校時代の同級生の片瀬清人(中村俊介)のもとへ家出。最後の時を家族一緒に迎えたいと願っていた夫・和彦(天野ひろゆき)をはじめ、門倉家は大混乱に。しかも家族それぞれが秘密を抱えていた。地球最後のスペクタクルホームドラマ。脚本は小松江里子氏。

門倉家の次女・結月(北香那)の恋人の森本翔太(中尾暢樹)のアルバイト先のカフェ「イスカンダル」店長の古代鉄郎を演じるのがブラザートム(64)だ。

ひょうひょうとした古代店長と自身を比べて「全く違いますね、僕ほど神経質な男もいないので、芝居を作るのが大変でした(笑い)。僕きっと日本一、芝居で『店のマスター』をやっていると思います。監督からは『本当に好きなことをやっていい』と言われたのが久しぶりで、うれしかったし、楽しかったです」。

毎回、アドリブでセリフをしゃべっているというが「『台本通りにできない』というのが正しい言い方だと思うんですけどね。7話では店に入ってすぐに、うがいをしたんですが、あんなのがあったら面白いなぁと思って。もう隕石が落ちてくるなら、お客さんの前で何やったっていいじゃないかみたいな感じで(笑い)。自由にやらせてくれて、しかもOKしてくれる監督がすごいんだろうなと思いますよ」と話している。

第7話では、家族の冷たい視線をよそに、門倉家で暮らし始めた久美子(羽田)の純愛相手の片瀬(中村)。「たまにはいいじゃないか」と、この状況を受け入れる和彦(天野)にカチンときた長女の美咲(泉里香)は、和彦がリストラされていることを暴露。次女の結月(北)も、どうにか片瀬を追い出そうと姉とのけんかを一時休戦して美咲と手を組むことに。

しかし、そんな姉妹の共闘むなしく、片瀬は快適な門倉家ライフを満喫。久美子は図らずも家族と純愛の2つとも手に入れた状態に。しかし、夫婦の部屋のクローゼットから和彦の持ち物が減っている事に気がつく。片瀬が和彦に借金していることを知った久美子は問い詰める。片瀬は「ダメな男だね。だけど、こういう生き方しかできないんだ」とほほ笑む。

退職金が振り込まれずに焦る和彦は部下を呼び出すが、社長や専務が逃げ出してしまったと聞かされる。「退職金なんて1円も出ませんよ」と。しかし自社のマッサージチェアが再び売れだして、いまや高額買い取り商品だと知る。その夜、大量の買い物袋を抱えて和彦が帰宅。久しぶりの豪勢な夕食に喜ぶ家族。和彦は「退職一時金が出たんだ」と笑顔で話す。

そこへ翔太が、結月と一緒に火星に行きたいと、改めてお願いにやってきた。翔太の真剣な思いに、心が揺れる結月。そして、家族が隠していた、ある重大な秘密を聞いて涙の決断を迫られる。果たして結月の選択は翔太か、家族か。