新型コロナウイルスに感染した元NHKアナウンサーでフリーアナの住吉美紀(47)が25日、TOKYO FM「Blue Ocean」(月~金曜、午前9時)に自宅からリモートで生出演し、5週間ぶりにパーソナリティーとして復帰した。

住吉は、テレワークが進む中、当初は全員でのテレワークが無理だと反対派だった会社の上司が、今は誰よりも推進し、6月以降も続行が確定したというリスナーの声を紹介。「良い上司さんだと思う。私は、今回のコロナで、いろいろ変わってきていることを見た。思っていることは、この状況で、みんなが変わらざるを得なくなっている。オンライン会議してみたり、苦手だったネットでいろいろしてみたり、会わずに何かできないかと工夫したり」と語った。

その上で「私は、いち早く変わることができる人、変わろうという気持ちを持てる人こそが、次の時代に生き残り、繁栄すると思っているんですよ」と、ポストコロナ時代の生き方、働き方について持論を展開した。そして「変わることができない人を、たまに目撃したり、何か見聞きすると、あぁ、そうか、この方は変われないんだな、さようなら…って、ちょっと思っている。いろいろ、もっと変われば良いのにと、イライラもあると思うけれど、この方々が、きっとこの先、いなくなるんだと思えばイライラはなくなる。変わることができる上司さんの職場は明るい」とも語った。

住吉は番組の最後に「今、自分が入院していますという方からもメッセージをいただき、人ごとと私も本当に思えないし、終わったわけではなく、まだ続くので引き続きお互い気を付けていきましょうね。困ったこと、悩みがあったら、いつでもメッセージをお送りくださいね」と、リスナーにメッセージを送った。

その上で「久しぶりに私、できるかなと思ったけれど、自転車と同じで1回、乗ったら乗れるね」と、笑った。