日本テレビは28日、今月の定例社長会見が中止となったことを受け、ラジオ・テレビ記者会が提出した質問に広報部が回答した。

同局は先月6日から新型コロナウイルスの影響で連続ドラマなどの制作を休止している。ドラマ撮影再開について「出演者・番組スタッフの安全対策を講じた上で、6月以降再開する予定です。放送再開時期についても6月以降で検討中です」と明かした。

7月期の作品については「4月期ドラマのスタートが遅れることで、7月期で予定していたドラマについても放送開始が変更になると考えています。どの程度の変更になるかは、4月期ドラマの撮影状況によります」と説明した。

同局の4月期の連続ドラマでは、「未満警察 ミッドナイトランナー」(土曜午後10時)「ハケンの品格」(水曜午後10時)が初回から放送延期となり、放送開始した「美食探偵 明智五郎」(日曜午後10時30分)も17日の第6話を最後に放送延期して「特別編」を放送している。

7月期の同局系連続ドラマは、永野芽郁(20)とムロツヨシ(44)が親子役を務める「親バカ青春白書」(日曜午後10時30分)と、浜辺美波(19)と横浜流星(23)がダブル主演を務める「私たちはどうかしている」(水曜午後10時)、柳楽優弥(30)が主演を務める「二月の勝者-絶対合格の教室-」(土曜午後10時)の3作品がすでに発表されている。