TBSは28日、今月の定例社長会見が中止となったことを受け、ラジオ・テレビ記者会が提出した質問に文書で回答した。

同局は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、4月4日からドラマやバラエティー番組のロケやスタジオ収録などを見合わせていた。

同局の4月期のドラマは、日曜劇場「半沢直樹」(日曜午後9時)、火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(火曜午後10時)、金曜ドラマ「MIU404」(金曜午後10時)が初回放送を延期している。

4月期および7月期のドラマの放送予定について「4月ドラマの放送スタート日、および7月ドラマの放送予定についてはまだ決まっていません」とした。

また、緊急事態宣言の解除を受け「安全の確保が可能だと判断されるロケ・収録などについては、感染防止に十分配慮したうえで、再開していこうと考えています」と説明した。

4月スタートを予定していたゴールデン帯の新レギュラーバラエティー番組「有田プレビュールーム」(月曜午後7時)、「アイ・アム・冒険少年」(月曜午後9時)の初回放送日を送らせている。

バラエティー番組の収録開始についても同様に「安全の確保が可能だと判断されるロケ・収録などについては、感染防止に十分配慮したうえで、再開していこうと考えております」。

続けて「その際は、番組出演者や関係者の感染防止を第一に考え、感染症の専門家に監修していただき作成した『感染予防マニュアル』を遵守してまいります」と明かした。