毎日放送(大阪市北区)は29日、電波や情報通信分野の発展への貢献を顕彰する「電波の日・情報通信月間」表彰において、同局のITエンジニアが「近畿情報通信協議会会長表彰」を受賞したと発表した。

この表彰は、毎年6月1日の「電波の日」に、総務省近畿総合通信局と近畿情報通信協議会から、電波及び情報通信分野の発展に貢献した個人及び団体に贈られる。

受賞したのはコンテンツビジネス局ITビジネス部部次長の浜口伸さん(46)。「放送通信連携サービスの開発に従事し、特にスポーツを中心としたライブ配信のためのシステムを開発するとともにテレビ番組のネット配信について、サーバーレスアーキテクチャを採用した動画配信サイトを構築するなど、番組配信技術の開発や基盤整備に多大な貢献をした」として、表彰された。

「サーバーレスアーキテクチャ」とは、サーバーを自前で用意せず、他者から提供される運用管理や、保守サービスを活用してシステムを構築することだという。