俳優村上淳(46)や渋川清彦(45)らが所属するマネジメント会社ディケイドが、5日午後6時から公式YouTubeチャンネルで、映画を愛する者たちが井戸端会議を展開する対談番組「ディケイド端会議(ディケイドバタカイギ)」の配信を開始する。1日、同社が発表した。

「ディケイド端会議」は、ディケイド所属の俳優陣が2人1組になり、1組3話構成で映画や俳優にまつわる話を展開する。第1回は、村上と俳優兼フォークシンガーのこだまたいち(29)がタッグを組む。5日配信のその1は「おすすめ映画」、6日配信のその2は「映画にまつわる質問選」、7日配信のその3は「反省会」。映画、音楽、ファッションを愛する2人が、昭和から令和にかけてのカルチャーを感じるトークを繰り広げる。

19日、20日、21日に3話を配信する第2回は、15年の映画「アレノ」で初共演した渋川と遊屋慎太郎(28)が、映画を通してお互いの家族の話や、映画における「ダメ男」について語る、映画愛が伝わる回となる。7月3日、同4日、同5日に3話を配信予定の第3回以降の出演者は随時、発表する。

今回の番組は、スクリーンに憧れ、映画を愛する俳優たちが所属するディケイドが、新たなコンテンツを提供する場所にしたいと企画した。村上は「これをご覧になってくれた皆さんが映画ってなんだろうとか、映画っていいのかな、と思ってくれたら微力ながら映画界に貢献できるかなと思います」とコメントした。

ディケイドは映画製作にこだわる事務所で、17年には設立25年を記念して所属俳優が集結した映画「AMY SAID エイミー セッド」(村本大志監督)を製作、公開した。ディケイドの俳優陣は、脚本、監督をはじめとした作り手の考え方などに共鳴すれば、作品の大小にかかわらず出演する、気骨のある面々ぞろいだ。取材の場でも、映画記者と映画について熱く語り合い、村上のように鑑賞する側に立ち、劇場の在り方にまで話が及ぶ俳優も少なくない。「ディケイド端会議」は、そうした俳優陣の、あふれる映画愛を堪能できる番組になりそうだ。