悪性リンパ腫の「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」で昨年12月19日に入院、今年4月30日に退院した元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(57)が、自身のブログで「完全寛解」を報告し、喜びをつづった。

笠井アナ「とても嬉しい報告があります」とつづると「昨日、病院の診断で主治医の先生から「完全寛解です」とのお言葉をいただきました!」と報告。「もう、とってもとっても嬉しいです。前回撮影したPET検査(最新のがんカラー映像全身撮影)の結果、何ケ所か怪しい病変のような部分が見つかりました。そのため『寛解』の診断がお預けになっていたんですが、この2週間の間に、さらに詳しい解析と評価をしてくださったんです。やりました!主治医の先生の本当に慎重な姿勢には感謝しかありません。『状況としては完全寛解ですが、一応2ヶ月後に検査をして経過を確認していきましょう』と言ってくださいました。その方が安心ですものね。治療に当たってくださった先生方、看護師の皆さんには、なんとお礼を言っていいかわかりません。そしてブログやInstagramにコメントを寄せてくださった皆さん。本当にありがとうございました」と感謝した。

また家族に対しても「『完全寛解』と言う診断を家族は本当に喜んでくれました。なかでも、普段口数の少ない高校生の三男が、興奮して電話口で『よかったよかった』を連発し、『ありがとう』とまで言ってくれてもう嬉しくて。次男は病院へ行く前に『寛解の結果は出ないと思うよ。でも気落ちしないように』と言う変な励ましを笑いながらしてくれました。長男は相変わらず昨日病院に付き添ってくれました。妻はそうした家族を温かくも厳しくまとめあげてくれました。一時は死ぬことを覚悟した私をとにかく励まし続けてくれました。気弱になる私を導いてくれました。涙を見せずに笑顔で居続けてくれました。感謝してもしきれません。さまざまな人への感謝の気持ちを胸に新たな人生を生き直していきたいと思います」と感謝をつづった。