NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の24日に放送された第63回の平均視聴率が20・5%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

先週は主人公の裕一(窪田正孝)とヒロインの音(二階堂ふみ)を取りまく登場人物にスポットを当てた物語で、オムニバス方式で放送された。

あらすじは、久志(山崎育三郎)は、裕一(窪田正孝)に勧められた「コロンブス専属新人歌手募集」のオーディションに応募する気満々。トップクラスの成績で音楽学校を卒業したのにもかかわらず、4年たっても、いまだ歌手としてデビューできていない親友の久志がチャンスをつかむことができるように、裕一は作曲そっちのけでおせっかいを焼いていた。

そんなある日、音(二階堂ふみ)の声楽の先生、御手洗(古川雄大)が突然古山家に現れる。御手洗もオーディションに応募するというのだ。「プリンス久志」と「スター御手洗」はライバル意識を燃やし、ともに書類審査を通る。