女優文音(32)主演の映画「いけいけ!バカオンナ~我が道を行け~」(7月31日公開)の完成披露記者会見が29日、都内で行われた。

鈴木由美子氏の同名漫画の実写化。原作のバブル期を現在に置き換えて、恋愛、仕事、友情と多くの問題を抱えるアラサー女子たちの姿を描くコメディー。文音はアパレルメーカーに勤める主人公・ユウコ、美人でスタイル抜群なセツコを石田ニコル(30)、彼氏が変わるたびファッションも変わる依存型女子のエミを真魚(28)が演じる。

共演者、永田琴監督(49)とともにソーシャルディスタンスをとって登場した文音は、コメディー初挑戦。「いや~、本当にコメディーは奥が深くて難しかった。(永田)監督の熱量がすごくて、それを感じながら日々、精いっぱい演じました。監督からはテンポが大切と言われて、普段はゆっくりとしゃべっているんですが、ヴァーッとしゃべるところから作っていきました」。永田監督は「コメディーっていうのは、主人公の熱さがないと面白くない。熱さをキープすることを考えました」と話した。

大スクリーン上で変顔がアップで登場する石田は「変顔じゃなくて、ウォーと力の入った顔です(笑い)。これを大画面で映されて大丈夫かなと悩みながら帰りました」と振り返った。

自粛期間中に女子力アップのためにやっていたことを聞かれると、文音は「ヨガを本格的にやって精神面が穏やかになりました」。石田は「ひたすらパック。美容液とか基礎化粧品をいろいろチャレンジして、色が白くなりました」。真魚は「野菜とか、すごくゆでていました」と話した。