女優の二階堂ふみ(25)が、犬猫の繁殖・販売業に対する飼育基準の数値規制案について問題提起したことに「少し怖い気持ちもありました」と思いを明かした。

二階堂は29日にインスタグラムで、ペット業者の劣悪飼育問題に言及。環境省を中心に進められている飼育基準の数値規制案では犬猫を飼育するケージの広さなどを問題視する声も多く、二階堂も「身動きも取れません。決まってしまうと次回の改正まで、彼らを苦しめ続けてしまいます」と訴えた。

その後、数値規制案に関する情報を連投し、反響を呼んだ。30日の更新では、「自分の考えを投稿することは少し怖い気持ちもありました」とし、「過去の無知だった自分への羞恥心、自分の発信で何かが変わるのだろうか、言葉を紡ぐ事は難しい、誰も傷つけたくない、そんな気持ちの中、同じ思いを持つ方、賛同してくださる方、知って行動してくださる方、沢山の方々から勇気を頂きました。本当にありがとうございます」と感謝。「動物愛護後進国と言われている日本が、変わるチャンスでもあります。人間以外の全ての動物にも、権利がある。それはペット産業だけではないはず。動物に携わるすべての人が、ちゃんと幸せになるためにも見直しが必要なのです」と改めて訴えた。