テレビ朝日の定例社長会見が30日、東京・六本木の同局で行われ、新型コロナウイルス感染拡大後の収録状況について語った。

西新取締役は、医療関係者の監修を受けた制作ガイドラインにのっとってドラマなどの収録を行っているとし「安全は確保できていると思います」。情報番組ではコメンテーターがリモートからスタジオ復帰するなど変化もみられるが、ガイドラインの見直しについては「状況を見つつということ。現状では、しっかりガイドラインを守って収録をしていければ」と話した。

出演者の「3密」を避けるため、ドラマでは脚本の修正も行ったという。他にも「3人以上のシーンでは距離を離してワイドな絵にすることもありますし、リハーサル後に1回ずつ消毒するとか、対面のシーンではアクリルを置いて後で編集して消すということはしています。たくさんのガイドラインにのっとって制作している状況です」と対策を語った。