日本テレビ系ドラマ「ハケンの品格」(水曜午後10時)の1日放送の第3話平均世帯視聴率が11・9%(関東地区世帯)だったことが2日、ビデオリサーチの調べでわかった。

第1話は14・2%、第2話は11・9%だった。

07年に篠原涼子が主演した人気ドラマシリーズ。完璧に仕事をこなしつつ、人間関係ではひとくせある最強派遣社員・大前春子の人間模様が描かれる。13年ぶりに復活した本作でも、大泉洋演じる東海林武や小泉孝太郎演じる里中賢介、勝地涼演じる浅野務といったといった食品商社S&Fで働くおなじみの正社員メンバーは健在。新たに塚地武雅が営業事業部部長の宇野一平、吉谷彩子と山本舞香が派遣社員の福岡亜紀、千葉小夏をそれぞれ演じる。また新入社員の三田貴士と井手裕太郎をジャニーズJr.のTravis Japan中村海人と杉野遥亮がそれぞれ演じる。

第3話で新入社員の井手は、社内で撮った動画を勝手にネットに投稿していた。社員食堂で亜紀に撮影してもらった動画が炎上する。井手の背後に映りこんでいたのはその日、経費節減で社食をクビになったアルバイトの牟田(六角精児)の怪しい姿だった。逆立ちしてふざけているように見える牟田の姿は、食品会社の社食でわざと行われた「バイトテロ」だと騒ぎになってしまった。クレームが殺到し、スーパーではS&F社の商品が撤去されてしまう。

その頃S&F社では評判のいいカレーを売りにして社食を一般客にも営業しようとしていたが、バイトテロ騒ぎで大ピンチに陥る。さらに売りのカレーは牟田が担当していたため、途端にまずくなっていた。

里中は社食のカレーが再び評判になれば、炎上を挽回できるはずと、春子に以前の味の再現を業務命令する。

しかし春子はあと1歩のところで、あの味を再現できずにいた。そんな中、牟田が現れ、春子にカレーの作り方を伝授する。

春子がカレーの作り方を社食に持って帰り、会社の危機を救う。