吉本興業は2日、新型コロナウイルスの影響で休止していた「吉本新喜劇」を17日から、大阪・なんばグランド花月(NGK)興行で、約4カ月半ぶりに再開すると発表した。

出演人数については縮小の可能性もあるが、アクリル板やフェースシールドなど舞台上での制限は設けず、通常通りに上演を予定している。

出演する座長の川畑泰史(53)は「やっと! やっと! 再開です!」と歓喜のコメント。「楽屋や舞台袖では万全の対策を講じながら、舞台では全力で新喜劇やらせて頂きます。スタッフ出演者一同、万全の対策を講じながら皆様の御来場をお待ちしております。全力で笑いに来て下さい」と約束した。

吉本ではすでに、6月19日から感染予防策をとり、大阪・なんばグランド花月、東京・ルミネtheよしもとなど全国5劇場で、観客を入れて寄席興行を再開していたが、新喜劇に関しては見送っていた。

3日からはNGKなどでアクリル板などをのけ、センターマイクの使用も解禁する。

また、現在は金曜、土曜、日曜の週末3日間公演としているが、新喜劇が再開される17日からは、通常の公演スケジュールに戻すことも発表された。