木村拓哉主演のテレビ朝日系ドラマ「BG~身辺警護人~」(木曜午後9時)の2日第3話の平均視聴率が14・4%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は17・0%、第2話は14・8%。

木村が敏腕ボディーガード、島崎章を演じる人気作の第2弾。今作では所属する民間警備会社から独立し、フリーのボディーガードとして奮闘する姿を描く。

島崎章(木村)のもとに、かかりつけの整形外科医、笠松多佳子(市川実日子)から「危ない仕事」の依頼が舞い込む。警護対象者は投資詐欺で逮捕された実業家の道岡三郎(豊原功補)で、不起訴で釈放後、恨みを持つ男に襲われてアキレス腱(けん)断裂の重症を負い、多佳子の勤める病院に極秘入院していた。

上層部は道岡の入院に尻込みしたが、執刀医の多佳子が手術放棄を拒否。「退院までしっかり警護をつけること」を条件に渋々承諾を得たという。道岡は襲われてなお相手を挑発しており、警護の脅威レベルは最高。章と高梨雅也(斎藤工)が辞めた「KICKSガード」を含め、大手警備会社には軒並み警護を断られていた。

道岡は章と高梨に対しても不遜な態度をとるほか、自身の悪事についても何食わぬ顔で認め「いつ殺されてもおかしくない」と豪語。悪党ぶりを目の当たりにし、高梨は警護に疑問を感じるが、章は「クライアントを選びたくない」と言い切る。