今年4月に芸能生活60周年を迎えた歌手加山雄三(83)が5日、無観客配信ライブ「ストリーミングライブ『加山雄三の新世界』~海だ! ライブだ! トークだ! 大ロケーション逗子マリーナより生配信~」を行った。

同ライブは有料配信で行われ、17年3月に生誕80周年を記念して発売したリミックスアルバム「加山雄三の新世界」に参加したスチャダラパー、RHYMESTER、PUNPEE、ももいろクローバーZらが集結し、それぞれがパフォーマンスを見せた。

この日は雨予報。実際リハーサル段階では雨が降っていた。だが、ライブ開始直前に上がった。2番手で登場したスチャダラパーのBOSEは「晴れたよ! なかなかの雨予報だったけど。さすが歩くパワースポット!」と加山を称賛。ライブ開始は午後4時半だった。BOSEが「4時のばかっぱれっていいますけど」と話すと、加山は「海では上空に雲があっても4時ころにはちょうど雲が切れるって言われてるんだよね」と海の男らしく解説した。

トークではラップに興味があったことを明かした加山だが、「俺がやるとお経になっちゃう」と笑った。コロナ禍におけるおうち時間について加山は「普段と変わらない」と明かし、「缶詰めになっても大丈夫。船で航海に出ると何もやることがないから、慣れている」と話した。

加山はオオトリで登場。「新しい世界はきっと良い世界になるよ!」と話すと「海 その愛」を、海をバックに熱唱した。

同配信ライブは約3000人が視聴。約2時間半で「お嫁においで」など全11曲を披露した。