石原裕次郎さんが1963年(昭38)に設立した石原プロモーションが、来年1月をめどに業務を縮小する意向であることが15日までに分かった。今月17日の裕次郎さんの命日に合わせ、関係者約1600人に送付されるあいさつ状で、会社の方向性を報告するという。今後、臨時取締役会を開き、正式に会社の行く末が決定される。

毎年、裕次郎さんの命日には、石原プロ会長で裕次郎夫人のまき子さんをはじめ、舘ひろし、神田正輝ら所属俳優、関係者が墓前に集まり法要を行ってきた。大きな発表ごとが命日に行われることも多かった。昨年の三十三回忌法要では、まき子さんが「今年で弔い上げをします」と話し、墓前での年忌法要を終えることを発表した。

同法要直前に石原プロ解散が一部で報じられ、まき子さんは存続を明言したが、近年ではたびたび縮小、解散が報じられていた。