カンテレ(関西テレビ=大阪市北区)は24日夜、25年続いた上沼恵美子(65)司会の長寿バラエティー「快傑えみちゃんねる」(関西ローカル)の最終回放送を終え、次週以降の後番組について、系列キー局のフジテレビで放送中の「坂上どうぶつ王国」を予定していると発表した。

「快傑-」は、95年7月にスタート。放送回数は1056回で終え、この日で放送を終えた。次週以降の放送予定については「未定」としていたが、夜になって明らかにした。

同番組をめぐっては、キングコング梶原雄太(39)が6月いっぱいで降板。その後、最終回放送3日前の21日になって、同局が番組の終了を発表。その時点で、すでに最終回分の収録は終えていた。

通常、テレビ界では春、秋が番組改編の時期。基本的には新番組のスタートも、番組終了も、春、秋であるケースが多い。その改編期でもない7月に、ましてや25年続いた看板番組のひとつが、突然終了するのは異例のケースだった。