シンガー・ソングライターの岡村孝子(58)が、急性白血病と診断された昨年を振り返り、「私は来年この世にいないのかな?・・・と絶望したこともありました」と当時の心境を明かした。

岡村は27日、インスタグラムを更新。リモートでインタビュー取材を受けた雑誌の発売を告知し、「私は楽な方へ逃避してしまう性格のようで、退院してから すっかり忘れていましたが、インタビューを受けるにあたって日記を読み返したり、数値や治療のデータを読み返しているうちに大変だった闘病の日々が蘇りました」と振り返った。

岡村は昨年4月、急性白血病と診断されたことを公表。さい帯血移植を受け、同年9月に退院した。今年1月にはインターネットラジオで仕事復帰を果たし、その後もスタジオで歌唱するなど順調に回復していることを報告しているが、診断された当初は「先が見えない不安な5カ月の日々。昨年の夏、私は来年この世にいないのかな?・・・と絶望したこともありました」という。

それでも「たくさんの方に支えられて 新しいアルバムの曲をコンサートで歌うまでは死にたくないと踏んばりました」と岡村。「まだまだ、数値を心配しながら過ごす日々ですが、朝 目が覚めると、また今日1日を過ごせるんだなぁって。とても幸せです」とつづった。