波瑠(29)が27日、東京・六本木のテレビ朝日で、同局系主演ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(8月6日スタート、木曜午後9時)の会見に出席した。

文字を手掛かりに未解決事件に挑む、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(通称文書解読係)の活躍を描く人気ドラマの第2弾。肉体派熱血刑事・矢代朋を波瑠、バディを組む文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙を鈴木京香(52)が演じる。

18年4月期にシーズン1が放送。19年4月のドラマスペシャルを経て、新作が決定した。周囲の評判も上々の作品だったといい、波瑠は「やっぱり、という感じです」と続編を予感していたことを明かした。同じ役を演じることについて「ハードルが上がって緊張感もあるけど、前とは違うアプローチのお芝居を組み込めたら」と意欲をみせた。

新型コロナウイルスが広がる中、現場ではフェイスシールドやマスクの着用など新しい撮影習慣も始まっている。共演者同士の雑談に苦労する場面もあるが、鈴木は「よりその人のことを知りたい気持ちが強くなってきた。距離を保ちながら知りたい気持ちを持つことで、新しく見えてきたことがある」と前向きに語った。

また撮影中に面白かったことを聞かれた波瑠は、共演シーンの多い遠藤憲一(59)のおちゃめな素顔を紹介。波瑠によると、遠藤にはその日だけの“ブーム”があるといい「今日はラップしながらしゃべるとか、全部英語でしゃべるとか。全く飽きないです」。遠藤は「幼稚な部分に付き合ってくれて、感謝しかありません」と照れていた。

波瑠、鈴木、遠藤のほか沢村一樹、工藤阿須加、山内圭哉も出席。今シーズンからレギュラーメンバーに加わる皆川猿時、谷原章介も登壇した。