A.B.C-Zが30日、都内で主演舞台「オレたち応援屋!!OnStage」(10月3~28日、東京・日本青年館ホール)の制作発表会見を行った。

今秋公開の同グループ主演映画「オレたち応援屋!!」の前日譚(たん)を描く舞台作品。製作する東宝で、同一主演者が同じ題材の作品を同時期に発表するのは初めて。

原案となった16年上演の舞台「ABC座2016 株式会社応援屋!!~OH&YEAH!!~」から作品が広がりを見せていることについて、五関晃一(35)は「どんどん大きくなっていくABC座に負けないよう、僕たちも頑張って“応援”していきたい」と意気込み。戸塚祥太(33)は舞台の魅力について「映画とは違って、より個人的な体験になりうる。板(舞台)の上で起こっていることを自分とシンクロさせてほしい」と醍醐味(だいごみ)を語った。

新型コロナウイルス感染防止に努めながら上演する。河合郁人(32)は「劇場のお客さんは半分で、休憩なしで2時間。安全な状態でやりたいです」と気を引き締めた。

劇中では、応援を仕事とする若者たちの奮闘を演じる。グループとして応援されてうれしかったことについて、塚田僚一(33)はジャニー喜多川氏との思い出を振り返り「(舞台)『ジャニーズ伝説2018』の時、ジャニーさんが『僕はA.B.C-Zのファンだよ』と言ってくれたんです」。普段あまり人をほめないジャニー氏の言葉を、河合は「一生忘れちゃいけないこと」とかみしめていた。

橋本良亮(27)、共演の森公美子(61)も出席。