156日ぶりに公演再開する東京・歌舞伎座で7月31日、「八月花形歌舞伎」(8月1~26日)の新型コロナウイルス感染防止対策、片岡愛之助(48)らによる「連獅子」の稽古が公開された。

開演前のアナウンスで愛之助は「全身全霊を込めつとめます」と呼び掛けた。演者同士が距離を取り、長唄、鳴物の奏者は特製マスクを着用した。31日の東京の新規感染者は463人で過去最高。歌舞伎座の橋本芳孝支配人は「厳しい状況ではありますが、万全をつくしたい」。俳優、スタッフ約200人がPCR検査を受け全員陰性だった。