車に乗ったままお笑いライブが楽しめる「よしもとドライブインシアター」が2日、大阪府吹田市の万博記念公園で始まった。

新型コロナウイルスの影響で新しい生活様式が求められる中、「ライブを生で見たい」との多くの声に応える形で、感染リスクの少ない期間限定イベントが実現。初日はお笑いコンビ、和牛ら6組が出演し、約90分の公演を行った。

駐車場に並ぶ車から拍手代わりのヘッドライトが点滅すると、川西賢志郎(36)は「すごい。イルミネーションみたい」。水田信二(40)は「(ヘッドライトで)頑張れ和牛で作ってほしい」とむちゃぶり。笑い代わりにヘッドライトが激しく点滅した。

同イベントは万博記念公園お祭り広場に設置される「万博記念公園ドライブインシアター」の一環で、園内のお祭り広場に大型スクリーン(幅約12メートル、縦7メートル)を設置。イベントは2種類で日によって異なる。

「よしもとドライブインシアター×お笑い」は人気芸人6組による、ネタありゲームコーナーありの90分公演。「よしもとドライブインシアター×映画」は通常のドライブインシアターとは一味違い、映画が上映される前にその映画を紹介する芸人による事前トークコーナーがあり、いつもとは違った環境での映画鑑賞を楽しめる。

同イベントの開催日程は11~16日、29日。