香取慎吾(43)主演で三谷幸喜氏が脚本、演出を担当した、アマゾンプライムビデオで配信されるドラマシリーズ「誰かが、見ている」(9月18日スタート)に、稲垣吾郎(46)が出演する。2人のドラマ共演は、13年に放送されたフジテレビ55周年企画「SMAP GO!GO!」内でのドラマ「古畑 VS SMAPその後…」以来7年ぶり。

稲垣が演じる“レッツ大納言”は日本を代表する演歌歌手で、その人気は海外にまでファンがいるほど。そのレッツが、香取演じる主人公の舎人真一の大ファンになってしまうという設定だ。

2人が役者として共演することはこれまであまりなかった。香取は「なんかこう、あんまりないんですよね。草なぎとは結構いろんな、それこそ三谷さんの舞台を2人だけで2人芝居をやらさせてもらったことがあるんですけど、吾郎ちゃんとお芝居というのはほとんどない感じですごく楽しみにしていました。でもそこなんか楽しんでいる余裕はあんまりないんで、リハーサルがはじまったら、今もみんなそれぞれが、この後本番なんで、本番もう2回お客さんの前でやったら、もう以上。あんまり、、、きっと今日終わってしばらくたって他の仕事であった時に今日のことを話すと思います。吾郎ちゃんと一緒にセリフを言い合う芝居は、ほぼ初めてに近かったのですごく新鮮でしたね」。稲垣も「いつも隣にいて、歌ったり踊ったりしているときの彼とは違うので、面白かったし、うれしかったです」とお互いの印象を語った。

2人の芝居を間近で見た佐藤二朗(51)は「おそらく外からでは想像もつかないような強い絆や、ご両人だけの長い歴史があると思います。ああ、2人の掛け合いがこんな近くで見られるなんてラッキーだなと、感じました」と振り返った。

今作は、香取と三谷氏のプロジェクトにアマゾンが企画から参加、製作する日本オリジナルドラマシリーズの第1弾。舞台でもない、テレビドラマでもない、新しい形のライブ感あふれる新感覚のエンターテインメントになるという。

何をやっても失敗ばかりで予想もしない失敗を繰り返す主人公の舎人真一と、書斎の壁に偶然発見した“穴”から、そんな真一の生活をのぞき見するのをひそかな楽しみとしている隣人の粕谷次郎(佐藤二朗)を中心に巻き起こる、ドタバタを描いたシチュエーションコメディー。