タレントで歌手の中川翔子(35)が、ヒロイン役を務めるミュージカル「メイビー、ハッピーエンディング」の初日を終え、熱い思いをつづった。

韓国発の同ミュージカルは、人間より人間らしい感情を持つ旧型ヘルパーロボットのオリバーとクレアとの温かく切ない物語で、浦井健治が主演し、ヒロインのクレアは中川翔子、花沢香菜のダブルキャスト。11日に東京・日比谷シアタークリエで初日を迎えた。

中川は終演後、ツイッターで「お客様が、スタンディングオベーションしてくださった奇跡の景色を、一生忘れません!!」と感激。翌朝も「昨日の、舞台本番の余韻が抜けないから存分に浸って脳内リプレイしています」と興奮さめやらぬ様子をつづり、「わたしはやっぱりお客さんがいる本番が、大好きだ 全てが当たり前じゃなくなった今、観に来てくださってる皆様の心に温かい光をお持ち帰りいただけるようにオリバーとジェームズと一緒にクレアを全力で生きる!」とつづった。

新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの舞台やイベントが中止を余儀なくされている状況で、「稽古で積み重ねてきたものを、本番の光を浴びながら、一瞬ずつ生まれた気持ちで今を演じる、自分じゃ全然ない人生を、演じる瞬間の積み重ね 繊細で儚くて難しくて楽しいこと やっぱり、本番好きの女です!」と、上演できたことを喜び、「始まる前の緊張とプレッシャーがすさまじくおもいけど吹っ飛ばせるくらい楽しくなれる」とつづった。