フリーアナウンサー古舘伊知郎(65)が14日、6年ぶりの「古舘伊知郎トーキングブルース」を初の無観客ライブ配信の形式で開催した。

「トークでブルースを奏でる」とマイク片手に2時間、しゃべり続ける「古舘伊知郎トーキングブルース」は、88年から03年にかけて開催。14年の一夜限りの復活を経て、今年6年ぶりに舞台で開催される予定だったが新型コロナウイルス禍で延期となった。しかし「こんな今だからこそ語りたいことがある」という古舘本人の思いにより、初の配信限定の無観客ライブとして開催された。

古舘は新型コロナウイルス禍の世間を「みんながマスクをする時代になった。前は新幹線の中でマスクをしていると、1割5分くらいの人が気がついてあいさつしてくれた。今はみんな気がつかないから、ダラ~ンと半分外して見せたりしている。俺にとって、マスクは自意識の勝負下着だと気がついた」。そして「マスクをしないと逮捕される時代が来る。俺みたいに飛沫(ひまつ)を飛ばしながらベラベラしゃべるやつは逮捕される時代になる」と、今の時代をきりながらしゃべりまくった。