ミス・ワールド・ジャパン2020ファイナリスト発表会が18日、都内で行われた。

世界最大級のミスコンテストの日本大会出場者35人が発表された。応募総勢8788人の中から、全国9カ所で実施された予選を勝ち抜いたファイナリスト。1951年にイギリス・ロンドンで開催されてから毎年開催されている同大会は、ミスコンテストの中でも最も歴史が長く、参加国数が世界最大規模のものとなっている。

タッチラグビー日本代表として19年W杯で銅メダリストに輝いた経歴を持つ中山朝香(24)は「夢を持つきっかけを作れる人間になりたい。ミス・ワールド、タッチラグビーを通してまず、私が挑戦する。スポーツウーマンらしくパワフルにがんばりたい」と意気込みを語った。競技歴は7年目といい「ポジションは1番外側のウイング。トライを決めるポジション」と明かした。

また、秋田県出身でダンス&ボーカルグループGENICメンバーの金谷鞠杏(まりあ=19)は「『(知人から)コンテスト知っていますか』と声をかけてもらったことがきっかけ。自分で調べて(大会スローガンの)『目的ある美』にとても魅力を感じて挑戦しようと決めました」と出場経緯を説明。グループの他のメンバーにはまだ知らせていないというが、アーティスト活動との両立について「知らない世界をたくさん知って表現することにつなげられたら」と笑顔を見せた。

同イベントのゲストには19年日本代表の世良マリカ(17)が登場。ファイナリストらに「歴史をつくるのは自分です」と力強く呼び掛けた。