日本テレビ系「24時間テレビ43」で、シドニー五輪女子マラソン金メダリスト高橋尚子さん(48)の持ち込みにより行われた新企画「募金ラン」が23日、無事終了した。ともに同企画に挑戦した女優土屋太鳳(25)、レスリングの吉田沙保里さん(37)ら「チームQ」のメンバー5人と合わせ、総走行距離は236キロ、募金金額は470万円に達した。

新型コロナ感染拡大防止に配慮し、恒例の「24時間マラソン」は中止。新企画「募金ラン」は私有地にある5キロコースで実施され、1周走るごとにランナーが10万円を募金するルールで行われた。リレー形式で走った「チームQ」とは別に、単独で計100キロを目標に走った高橋さんは、目標クリア後もさらなる募金を目指しマラソンを継続。番組終了の直前まで走った。

最後は土屋、吉田さんのほか柔道の松本薫さん(32)、元バドミントン日本代表で同局報道番組「news every.」のキャスターを務める陣内貴美子(56)、マラソンの野口みずきさん(42)の「チームQ」の面々と一緒に走り、午後8時50分に終了を迎えた。

高橋さんは「みんなが目標以上の距離を走ってくれて、それに私も元気をいただきました。みんなもそうだと思います」と充実感たっぷりに話し、笑顔でカメラに手を振った。