内藤剛志主演のテレビ朝日系ドラマ「警視庁・捜査一課長 2020」(木曜午後8時)の27日第15回の平均視聴率が11・7%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は13・3%、以降、13・8%、13・9%、14・5%、14・2%、13・7%、14・3%、12・6%、12・5%、12・9%。13・2%、12・4%、12・3%、前回第14話は12・0%。

内藤がたたき上げの警視庁捜査一課長を演じる人気刑事ドラマの連ドラ最新作。金田明夫、ナイツ塙宣之らおなじみの面々が登場する。

新宿の公園で男性の刺殺体が見つかり、警視庁捜査一課長・大岩純一(内藤)が臨場する。被害者はしゃれたスーツに高級腕時計、アクセサリーを身に着けていたが、所持金はわずか2000円。現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)は、被害者の身に着けるものがどこか浮いており、借り物のようだと感じる。

第1発見者はコンサルティング会社の企画部長・池井恵子(池津祥子)で、前夜遅く、現場の公園からピンクのワンピースを着た女性が走り去るのを目撃。その女性が部下の和田志乃に似ていたため気になって翌朝公園に寄ったところ、遺体を発見したという。恵子によると、志乃は最近彼氏に100人もの浮気相手がいたと知って悩んでおり、男と連絡を取り合うSNSでは「狩馬栗子(かりま・くりこ)」というハンドルネームを使っていたようだった。

まもなく被害者は「レンタル彼氏」を仕事にする鳴島成人と判明する。所属する人材レンタル会社社長・成木瑠香の話では、人気ナンバーワンの鳴島は先月独立。志乃のハンドルネームが鳴島を指名する常連の登録名だったとも証言する。