波瑠主演のテレビ朝日系ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(木曜午後9時)の27日第4回の平均視聴率が12・1%だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は13・1%、第2話は%12・0%、第3話は12・9%。

警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(通称文書解読係)に所属する肉体派熱血刑事・矢代朋(波瑠)と、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香)がバディを組んで未解決事件の解決に挑む人気ドラマの第2弾。

5年前、何者かに殺された棋士佐田貴雄の娘・彩子(久保田紗友)が、警視庁の相談窓口にやってくる。事件は未解決だが、佐田が殺された際に盗まれた将棋駒がネットオークションに出品され、1週間もたたないうちに取り消されたという。話を聞いた朋ら「特命捜査対策室」第6係のメンバーはすぐに再捜査を始める。

朋は山形県天童市にある将棋駒職人・桜木正村(小野武彦)の工房を訪れる。出品された駒は17年前、佐田がライバル棋士の西川悟に勝った際贈られたもので、正村の作品だった。話を聞くと、この対局で「二歩」を打って反則負けした西川が、同日夜に暴力団員を殺して行方をくらます事件が起きていたことも分かる。