剛力彩芽(28)が、所属事務所「オスカープロモーション」を退社する意向を固めたことが29日、分かった。3月末に看板女優の米倉涼子が退社したのを皮切りに、岡田結実、ヨンア、長谷川潤、小田茜と、所属タレントが相次いで退社する状況に、不安を募らせていたという。既に個人事務所を立ち上げており、当面はフリーで活動するとみられる。近日中に発表されるもようだ。

10歳だった2002年(平14)に入社して18年…。関係者によると、米倉らに続き、8月に入って、堀田茜が契約を満了する月末に退社すること、紫吹淳が退社に向けて協議中であることが明らかになった。剛力は今月に入ってから会社側と話し合い、退社の意思を伝えたという。複数の関係者の話を総合すると、円満退社の運びになったという。

退社後は映画を中心に活動していくもようだ。3月の製作発表会に参加した映画「お終活 熟春! 人生、百年時代の過ごし方」(香月秀之監督)は、来春に公開予定。また、7月には哀川翔主演で12年ぶりに復活した「新・デコトラの鷲」(香月秀之監督、公開日未定)の撮影にも参加するなど、公開待機作が複数控えている。

また、フリーに転身した9月以降の仕事が、既に決まっているとの情報もある。今月27日に28歳の誕生日を迎え、女優人生の大きな決断を下した剛力の今後から目が離せない。

◆剛力の近況 昨年12月にテレビ大阪のドラマ「抱かれたい12人の女たち」最終話に出演した。一方、女優業に力を入れたいという思いからZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏(44)と破局したことも明らかになった。3月には千葉県内で行われた「お終活-」の会見に出席。14年の主演映画「L■DK」以来7年ぶりの映画出演に「久しぶりで撮影も緊張していました」とあいさつ。同月にはテレビ朝日系「陰陽師」にも出演。4月には、一部で前澤氏との復縁も報じられた。7月中旬には「新・デコトラの鷲」の撮影に参加した。