女優剛力彩芽(28)が8月31日、所属事務所「オスカープロモーション」を同日付で退社・独立すると、自身のインスタグラムで発表した。事務所も同時刻に公式サイトを更新し、円満退社だと伝えた。

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剛力は、「たたき上げ」の女優といえる。入賞者から米倉涼子、上戸彩、武井咲ら人気女優を輩出してきたオスカープロ主催の大型オーディション「全日本国民的美少女コンテスト」の落選組だ。02年、10歳で同コンテストに応募したが2次審査で落ちた。ただ、その後、オスカーサイドから「(芸能界で)やってみませんか」と連絡がきて、その運をがっちりつかむや魅力を一気に開花。“敗者復活戦”の道を駆け上がり、08年には有名誌の専属モデルになり、11年からは数々の連ドラに主演し、CM界も席巻しブレークした。

それだけに仕事への覚悟も決まっている。猛烈に多忙だった12年5月、日刊スポーツのインタビュー「日曜日のヒロイン」に登場した際は「好きな仕事をしているので疲れたとか忙しいとか、絶対言いたくない。仕事がとにかく楽しい」と言い切った。「仕事がない時期もあった。なので、仕事がくるのが当たり前と思ったらだめだと思っている。だから1つの仕事に対して全力で一生懸命取り組みたい」とも続けていた。