タレントの紗栄子(33)が、殺処分となる競走馬を保護する牧場運営のため、自身の生活基盤を牧場のある栃木県大田原市に移すと報告した。

紗栄子は2日、インスタグラムを更新し、「このたび、アイランドホースリゾート那須という牧場をNASU FARM VILLAGEと新たに名称を変更し、私が代表を務めるThink FUTURE社で運営に携わらせて頂くことになりました」と報告。同牧場では殺処分となる競走馬を引き取って保護するという。「穏やかな環境でもう一度人と触れ合い、自信を取り戻すことのできるように、”馬を守るための事業”を通して保護馬が新たに輝ける場所を提供したい。人のために頑張って働いてくれた馬たちの余生が幸せであって欲しいと願っています」と思いをつづった。

運営にあたり、生活基盤を移すことも報告。「すべてが素晴らしく、保護した馬たちものびのびと暮らしているこの環境はまるで天国のように思えるのですが、牧場運営をしていく中で、たくさんの大きな問題があることがわかってきました」と、避雷針がないことや、厩舎の老朽化などの問題を挙げ、支援を募るクラウドファンディングを開始したこともあわせて報告した。