お笑いコンビ、千鳥がフジテレビのバラエティー「千鳥のクセがスゴいネタGP」(10月8日スタート、木曜午後9時)のMCを務める事が7日、都内で行われた同局の改編説明会で発表された。

人気芸人が普段披露しているネタとは一味違う“クセがスゴいネタ”を披露する。今年5月と8月に単発で放送され、晴れてゴールデンタイムに昇格した。

千鳥がフジテレビのゴールデンタイムでレギュラー番組を担当するのは、13年9月に終了したバラエティー「ピカルの定理」以来、7年ぶり。12年4月に同番組に加入して東京に進出、13年4月にはゴールデンに昇格したがわずか半年で打ちきりとなった。

当時は「千鳥の東京進出は失敗」と言われただけに、大悟(40)は「戻るのに7年もかかるのか。うれしい」と感慨深げ。「『ピカル-』が(ゴールデン昇格から)半年で終わったので、モンスターエンジンが出てくるまで頑張りたい」と、同番組終了後は東京のテレビ出演機会が激減した仲間のお笑いコンビの名前を挙げて笑わせた。

ノブ(40)は「まさかゴールデンでレギュラーとは。予想していたのはド深夜。芸人としてネタができるのはありがたい。みんなの受け皿になる番組になれば」と話した。

斉藤翼編成部長は「こんな時代だからこそ、テレビの前で大きな声で笑って欲しい」と話した。