先月28日に亡くなっていたことが分かった岸部四郎さん(享年71)と日本テレビ系「ルックルックこんにちは」で共演した城下尊之リポーター(64)が、岸部さんの“豪快”なエピソードを明かし、「ひょうひょうとした、憎めない気さくな方でした」と悼んだ。

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8年ほどご一緒させていただきました。とてもひょうきんな方で、芸能人ぶらないというか、我々芸能マスコミにも、いろいろと話してくれました。ザ・タイガース時代は、立っているだけなのにもてたと、よく言ってました。番組の最後の方は、疲れていたようで、VTRが流れている時は寝ているんですよ。でも、スタジオの時間になるとVTRを見てないのに的確なコメントをするのがすごい。スタッフには気を使い、ステーキハウスに招待したり、夏場にはスタッフ全員分、約100人前のうな重の弁当を差し入れたりしてました。小緒里夫人が亡くなった時も自宅にすぐうかがいました。「弁当を買ってきてくれ」と言うので、3つほど買っていったら「夜の分まであるよ」と喜んでいて。僕が悼むコメントを出した方がいいと勧めたら「書いてみてよ」というので、ワープロに打ってみせたら、それに自筆の署名を入れてました。今だから話せますけど。本当に、ひょうひょうとした、憎めない気さくな方でした。