8月31日にオスカープロモーションを退社し、フリーとなった剛力彩芽(28)が、16日に都内の明治神宮会館で開催された、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」オープニングセレモニーに登壇した。剛力は薄い藤色の着物を着て、黒地に金色の帯を締めて登壇。フリーになって初の女優としての仕事に、剛力は「芸歴は18年ですけど、18歳の時に役者として本格的にお芝居をやっていこうと決意した。ちょうど10年目。役者としても私自身も成長したい」と言い、笑みを浮かべた。

剛力は「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」が、日本人監督を応援すべく始動する「クリエイターズ支援プロジェクト」に賛同し、企画段階から参画した3本の短編映画に主演した。その3本の短編の予告編が、オープニングセレモニーで初公開された。「MASKAHOLIC」(洞内広樹監督)で有名人と間違えられてマスクを着ける女、「卵と彩子」(大森歩監督)でシングルマザー、「傷跡」(井上博貴監督)で2つの名前を持ち男に追われる女を演じた。「卵と彩子」では出産シーンも演じた。

剛力が公の場に姿を見せるのは、19年3月16日に千葉県内で行われた映画「お終活 熟春! 人生、百年時代の過ごし方」(香月秀之監督、21年春公開)製作発表会以来、1年半ぶり。同映画祭はSNS、YouTubeなどを通じて全世界に配信され、フリーになって初の大仕事で、いきなり“世界デビュー”を果たした。

「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」代表を務める別所哲也(55)は、国際映画祭に出品すると発表した。