NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の18日に放送された第70回の平均視聴率が18・8%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

「エール」は4月1日から撮影がストップ。6月27日の振り返り回を最後に一時放送中断となり、同29日以降は第1回から再放送。現在放送中の再放送は9月11日で終了し、同14日から放送を再開すると発表していた。

あらすじは、梅(森七菜)は、文芸ノ友新人賞の授賞式で再会した同級生の幸文子(森田想)との対談の日を迎えた。梅に対抗心を燃やし冷たい態度をとる文子だったが、梅は故郷の豊橋への思いや、作曲家をあきらめ古山家を出ていった五郎(岡部大)への思いを素直に語った。さらに梅は文子に嫉妬していたことも伝えた。梅の気持ちを知った裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)は喜んだ。対談後、梅は五郎を必死に探し回り、隠れていた五郎を見つけ、「私はあなたを必要としています。豊橋に帰ろう」と告げた。一緒に帰ることになった無職の五郎は関内家で馬具職人として働き、岩城に認めてもらうまで結婚しないということになった。良き理解者を得た梅は筆が進むようになった。そして梅と五郎は豊橋に戻っていった。梅らがいなくなった古山家では静かになった一方、関内家はにぎやかになった。そして梅の2作目も無事に出版され全国で販売されることになったという内容だった。