NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の22日に放送された第72回の平均視聴率が18・3%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

「エール」は4月1日から撮影がストップ。6月27日の振り返り回を最後に一時放送中断となり、同29日以降は第1回から再放送。現在放送中の再放送は9月11日で終了し、同14日から放送を再開すると発表していた。

あらすじは、「露営の歌」のヒットから1年後。裕一(窪田正孝)をたずねて、吟(松井玲奈)と吟の夫の智彦(奥野瑛太)が古山家を訪れる。智彦は自身が勤める陸軍の馬政課でつくることになった映画「暁に祈る」の主題歌の作曲を裕一にお願いしにやって来たのだ。裕一は作詞家と歌手を指定することを条件に、この話を引き受ける。作詞を鉄男(中村蒼)、歌を久志(山崎育三郎)が担当する“福島3羽がらす”がついに始動する。しかし、鉄男の詞が馬政課から「軟弱だ」と注文をつけられる。

一方、音(二階堂ふみ)が開いた音楽教室には子供たちが集まる。