元TOKIOの山口達也容疑者(48)が、22日に酒気帯び運転容疑で逮捕された事件で、追突した事故の相手車両は警視庁の男性警察官が運転していたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、山口容疑者は22日午前9時半ごろ、東京都練馬区桜台2丁目の区道で、信号待ちをしていた男性警察官の乗用車に、大型バイクのハーレーダビッドソン(1200CC)で追突。ともにけがはなかったが、警察官が110番した。警察官は私用で運転していた。駆けつけた警察官が呼気検査を行い、基準値の1リットル当たり0・15ミリグラムを大幅に上回る約0・7ミリグラムのアルコールが検出され、現行犯逮捕された。ビール中瓶7~8本に相当するという。山口容疑者は自宅から友人宅へ向かう途中だった。自宅を出る数時間前まで飲酒をしていたとみられている。

22日午後に練馬署から移送された山口容疑者は、23日は警視庁で調べを受けた。24日に送検されるとみられる。

山口容疑者は18年、飲酒して女子高生に強制わいせつをした容疑で書類送検され、起訴猶予処分になった直後にジャニーズ事務所を契約解除になっている。

またこの日、TOKIOのメンバー4人は、都内で行われたフジテレビ系「TOKIOカケル」の収録に臨んだ。親しい関係者によると別段変わった様子はなかったという。