GEENRATIONSが23日、LDHのアーティストが日替わりで出演する有料配信ライブ第2弾「LIVE×ONLINE IMAGINATION」に出演した。

2度目となるオンラインでのステージのテーマは、それぞれ希望や願いがある中で、ライブという時間で思いを共有できたらと「HOPE」。コロナ禍で発表した「YOU & I」でスタートさせてファンとの思いを1つにすると、「Hard Kock Days」などアップテンポな曲をたたみかけ、ボーカル片寄涼太(26)は「今日だけの、今日しかないライブを楽しみましょう!」とボルテージを上げた。

中盤では、バラード曲でも魅了した。8月に新型コロナウイルスに感染した数原龍友(27)は「いろいろな人の支えがありました」とメンバーやファンに感謝しつつ、「(出演を見合わせた)番組でも披露する予定だった曲もあって、どこかで披露しようと思っていました。LIVE×ONLINEだからこそチャンスだと思って披露します」と、片寄とともにZONEの「seacret base~君がくれたもの~」をカバー。さらに、杏里の「オリビアを聴きながら」もソロで熱唱した。

個性豊かなメンバーがそろったグループで、前回の第1弾ではバラエティー色豊かな演出も見せたが、今回は王道な演出で魅了した。さらに、今回の「LIVE×ONLINE」や、「HOPE」とテーマ付けした思いをそれぞれが語った。

白濱亜嵐(27) どうやったら楽しんでもらえるのか考えて、タイトルもつけました。大きくても小さくても、希望を持ってほしいと思いました。皆さんの明日への活力になればと思います。

佐野玲於(24) おおげさに考えると、10年前なら僕らは終わっていたかもしれないですけど、日常にパソコン環境だったり、スマホ環境があって、こうして配信という形でライブができます。ライブをしている時が、一番自分がいかされているなと思います。ライブがないと忘れられるんじゃないかと思ったりもしますが、希望を持ち続けて頑張っていきたいと思います。

小森隼(25) 日々変わる現状の中、今後どういう動きになるかはわかりませんが、また先の未来のライブで皆さんと出会えることを願っていますし、ポジティブになっていければと思います。

関口メンディー(29) 人生は楽しいことばかりじゃなくて、いろいろなこともあると思うんですけど、自分たちのライブで活力とか感じてもらえるだけで、今いかされている意味があるなと思います。

中務裕太(27) HOPEというテーマでやらせてもらって、皆さんの希望になりたいとおこがましくも言わせていただいたんですが、改めて希望をもらっているのは自分たちだとも感じました。これからも皆さんの心のどこかでGENERATIONSを感じてもらえたら幸せです。

片寄 ステージに立って反応がないので最初はこわいんですけど、やっていくと見てくれている人がいるんだと感じることもできて、そんな不思議な感覚でやらせていただきました。それも、これまでのステージで歓声を感じてこられたからこそなんだとも思いました。オーディションを受けて10年がたって、少しでも喜んでもらえるといいなと、そういう思いで立たせてもらえる場所があるのはありがたいです。向こう10年がどうなるのかわからないですけど、今日のことを忘れずに1歩ずつ前に進んでいきたいです。

数原 自分自身、HOPEと聞いてハッとさせられました。感染して、みんなは悪くないと言ってくれるんですけど、自分の中で感じるものはありました。元気になったので良い経験になったといえますけど、自宅にいる時に、心の支えになったのは、この「LIVE×ONLINE」があるということだったり、楽しみに待ってくださっている方がいるという希望があったからだと「HOPE」と聞いて感じました。待ってくださっている希望を信じて、こうしてステージに立てています。本当に感謝しています。小さな希望を持ち続けて、信じてやっていきたいです。

熱い思いを口にして、気持ちを新たに2度目の「LIVE×ONLINE」を締めた。