NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の29日に放送された第77回の平均視聴率が18・3%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

「エール」は4月1日から撮影がストップ。6月27日の振り返り回を最後に一時放送中断となり、同29日以降は第1回から再放送。現在放送中の再放送は9月11日で終了し、同14日から放送を再開すると発表していた。

あらすじは、戦争が激しさを増し食料も不足していった。音(二階堂ふみ)が始めた音楽教室は生徒が次々と辞め弘哉(山時聡真)だけになってしまった。ある日、音は吟(松井玲奈)に連れられ婦人会に強制的に参加することに。そこで班長(峯村リエ)らの熱心さに圧倒された。その晩、吟の家では、夫の智彦(奥野瑛太)から出征することを伝えられた。音は音楽教室を閉めることになり弘哉(山時聡真)の母親から自家栽培したカボチャをもらい、そのカボチャをヒントに家の庭で芋を作ることにした。そんな時、音に報国音楽協会から音楽挺身(ていしん)隊参加の手紙が届いた。