大麻取締法違反容疑（所持）で9月8日に逮捕され、29日に起訴された俳優伊勢谷友介被告（44）が30日午後7時半ごろ、警視庁東京湾岸署から保釈された。報道陣に向かって「ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした」と謝罪した。ただ、大麻入手先に関しては黙秘しているとされ、今後の裁判ですべてが明らかになるか注目される。

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伊勢谷被告の芸能界復帰への道のりは厳しいものになりそうだ。押収された大麻の量が多く、芸能関係者は「芸能界で交遊のあった人は逮捕を受けて、ほとんど離れていくだろう」と語った。執行猶予期間が明けるまでは、芸能界の仕事が厳しいのはもちろん「顔が知られているので一般の仕事はなお難しい」という。　逮捕2日前の9月6日に撮影を終えた「いのちの停車場」（21年公開）、「とんかつDJアゲ太郎」（10月30日公開）、「十二単衣を着た悪魔」（11月6日公開）はいずれも出演シーンのカットや再撮影、編集なしで公開。有料配信も視聴者が希望して料金を支払うため、カットされないとみられる。ただ、地上波で放送する場合はカットを余儀なくされ、損害賠償が発生する可能性が高い。