唐沢寿明(57)が1日、都内でテレビ朝日系主演ドラマ「24 JAPAN」(9日スタート、金曜午後11時15分)の会見に出席した。

世界的に大ヒットした米ドラマ「24」の日本リメーク版。オリジナル版のシーズン1をベースに、日本初の女性総理大臣が誕生するまでの24時間をリアルタイムで描く。

唐沢は日本版ジャック・バウアーに当たるCTU捜査官(テロ対策ユニット)、獅童現馬(しどう・げんば)を演じる。携帯電話の着信音をCTU内線音にするほどの米国版ファンだが、キャスティング発表以前に「(ジャック役が)『唐沢さんじゃないの?』と言われて、まず着信音を変えなきゃと思いました」と苦笑い。ファンの多い作品だが「オリジナルに近い熱量で、集中力を切らないようにやらなきゃと思っている」と表情を引き締めた。

3月に撮影スタートも、コロナ禍で2カ月ほど中断する事態に見舞われた。2クールの長丁場に向け「健康にはすごく気を使っています」としつつ、ドラマの魅力については「当時見ていた方には、設定が変わって楽しんでいただける部分もある。見たことのない人にも必ずはまっていただけると思う。ぜひ見続けて」と呼び掛けた。

仲間由紀恵(40)栗山千明(35)池内博之(43)木村多江(49)のほか、オリジナル版ジャック・バウアーの吹き替えものまねで知られるお笑いコンビ、どきどきキャンプの岸学(41)も出席。ジャックになりきって登場した岸だったが、唐沢からドラマPRを求められるむちゃ振りには「宣伝も何も、これ(ものまね)で10年宣伝してるんだ!」とたじたじだった。