視聴率は好調なNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜午前8時)ですが、ドラマはますます、登場人物たちが、それぞれの戦渦に巻き込まれることになります。裕一(窪田正孝)は音楽での慰問のために、ビルマ(現ミャンマー)に向かうことに。ビルマにいる部隊の隊長として配属されている藤堂先生(森山直太朗)と対面することはできるのでしょうか。次回のあらすじを紹介します。

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長かった戦争がようやく終わる。豊橋では、梅(森七菜)を助けようとして戦火に巻き込まれた岩城(吉原光夫)が、入院生活を続けていた。裕一(窪田正孝)は戦争中、自分の作った音楽が人々を戦うことに駆り立て、その結果若い人の命を奪ってきたことを自分のせいだと悔やんで曲を書くことができなくなってしまう。一方、劇作家の池田(北村有起哉)は戦争孤児のドラマの企画をNHKに持ち込む。