B’z松本孝弘(59)が7日、米人気ロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のギタリストとして活躍し、6日に咽頭がんのため亡くなっていたことが分かったエディ・ヴァン・ヘイレンさん(享年65)についてコメントを発表した。

松本もエディさんの影響を受けた1人で、音楽誌などで対談した経験がある。松本は「突然の訃報にただただぼうぜんとしています。最後にお会いしたのは5年前の秋でした。ギタリストのみならず、世界中のファンの方々がそうであるように、僕も彼の素晴らしいギタープレイ、楽曲に感動し、多くの事を学ばせていただきました。彼の作品達はこれからも永遠に響き、人々に大きな感動を与え続けるのだと思います。ご冥福を心よりお祈りします」と悼んだ。

エディさんは、ヴァン・ヘイレンの一員として「ジャンプ」「悪魔のハイウェイ」などヒット曲を多く生み出した。さらにソロとしても、マイケル・ジャクソンさんのヒット曲「今夜はビート・イット」(83年)に参加。エレキギターの弦を右手でたたきつけて音を鳴らす「ライトハンド奏法」など“神業テクニック”で知られ、多くのミュージシャンにも影響を与えた。バンドは92年にグラミー賞を受賞。07年にはロックの殿堂入りも果たした。