NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜午前8時)では、やっと戦争が終わることになります。それぞれの戦渦に巻き込まれた登場人物たちは、少しずつですが、立ち直ろうとしています。それでも、裕一(窪田正孝)は自分の音楽が人々を戦うことに駆り立て、若い人の命を奪ってきたのは自分のせいだと自身を責め、悩み続けています。裕一は立ち直ることができるのでしょうか。次回のあらすじを紹介します。

 

終戦から3カ月。裕一(窪田正孝)は、いまだ曲を作ることができずにいた。音(二階堂ふみ)はそんな裕一のことを心配しつつ、入院している岩城(吉原光夫)の様子を見に豊橋にやって来る。ある日、劇作家の池田(北村有起哉)が、自分が書いたラジオドラマの音楽を裕一に担当してもらえないかとお願いしに古山家を訪れる。華(根本真陽)はいい話だと裕一に受けるよう促すが、裕一の心は動かない。