V6井ノ原快彦(44)が13日、都内の丸の内TOEIで行われた主演映画映画「461個のおべんとう」(兼重淳監督、11月6日公開)完成披露試写で、息子役の関西ジャニーズJr.の7人組ユニット、なにわ男子の道枝駿佑(18)と“タメ口協定”を結んだ理由を明かした。

映画は、音楽ユニット「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美が、息子との3年間にわたる弁当作りの実話をつづったエッセー「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」を実写化した。井ノ原は、妻と離婚後、自分を選んだ息子が高校受験に合格した際「3年間、毎日お弁当を作る」と約束した鈴本一樹を、道枝は「3年間、休まずに高校に行く」と誓った息子虹輝を演じた。

舞台あいさつで、井ノ原と道枝はタメ口で語り合った。その中、劇中で一樹、やついいちろう(45)が演じた河上利也とユニット「Ten 4 THE Suns」を組む古市栄太を演じたKREVA(44)が、井ノ原に「名誉のために言うけど…親子役をやるために、タメ口協定みたいなのを結んでるんでしょ? 何か、感じ悪いと思われたら…と思って、フォローしたくて」と問い掛けた。

井ノ原が「そうそう、ありがとう」と言えば、道枝も「そうです。タメ口で良いよと、言っていただいて」と続いた。井ノ原は「いきなり親子役って、なかなか難しいし、事務所の先輩、後輩なんですけど、後輩と言っても、26こ離れているんですね。僕の26こ上の先輩がいないんで、彼の気持ちが分からなかったんですよ。それで“タメ口協定”を結んだんです」と笑った。