欅坂46が13日、ラストライブ2日目公演の生配信を行い、5年間の歴史に幕を閉じた。

ライブは12日、13日の2日間行われた。初日公演では「不協和音」「黒い羊」などメッセージ性の強い楽曲を次々とパフォーマンスした。2日目のこの日は一転、明るい楽曲を多数披露した。2日間で、グループの「静」と「動」を余すところなく表現した。

2日目の本編ラストでは、キャプテン菅井友香(24)が涙を流しながら、笑顔でスピーチした。「なんかすごく感極まってしまったんですけど、あらためて、今、欅坂で良かったな、って思っています」と話した。

「この5年間、いつの間にか当たり前の存在になっていて、人生の一部となっていた欅坂46と、ついにお別れするんだなと思っています。永遠ってないのかな、ってあらためて思って。だからこそ、欅坂がいかにかけがえのない存在だったのか、感謝の気持ちでいっぱいです」

菅井は「皆さんとの思い出を決して忘れません。欅坂がなくなっても、私たちの楽曲が、皆さんの心の中で生き続けてくれたらうれしいです」と笑顔で呼び掛けた。「どんな時でも、キラキラの緑のペンライトで道を作ってくださり、ありがとうございます」と感謝した。「そして、欅坂に出会って、応援してくださって、本当にありがおつございました」と話した。

デビュー曲「サイレントマジョリティー」を披露した後、菅井は「欅坂46が大好きです。皆さんとの5年間は、ずっとずっと宝物です。ありがとうございました!」と叫んだ。