千眼美子(25)が16日、都内のシネマート新宿で行われた映画「夜明けを信じて。」(赤羽博監督)初日舞台あいさつで、同日公開された注目のアニメ映画「鬼滅の刃」に対抗意識を燃やした。「映画公開初日なんですけれど、世間では『鬼滅の刃』が、すごい話題になっているみたいなんですけれども、こちら現実世界の『魔滅の悟り』を描かせて頂いておりますので、皆さんには、ぜひぜひその世界観を楽しんでいただけたら」と笑みを浮かべた。

千眼は劇中で、映画初主演の田中宏明(28)が演じた宗教家の男性・一条悟に思いを寄せながらも身を引く立花美穂を演じた。役どころと自らに似たところがあるかと聞かれると「似たところが全然なくて。(公開前の)取材の中で『私は、どんどん追い掛けて行っちゃうタイプです』と言いましたが、身を引かせちゃったことが多かったのかな。私の方が捨ててきた方が多いのかな」と過去、交際していた男性を捨ててきたと自ら暴露。「自分でも、恐ろしいことを言っているなと自覚しておりますが…舞台あいさつなので、言っちゃいました」と笑った。

「夜明けを信じて。」は、一流大学を経て大手商社に就職し、若くして社長候補と期待されながら、突然退職し、姿を消して宗教家となり、1991年(平3)7月15日に東京ドームで大講演会を開いた、一条悟を描いた。

この日は長谷川奈央(28)、芦川よしみ(61)、石橋保(55)も登壇した。