NHKは16日、大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)の新たな出演者として、芦田愛菜(16)ら8人を発表した。18日放送の第28回「京~伏魔殿編」から京都が舞台となり、光秀の娘のたまを演じる芦田は「たまは戦国時代の女性の中で私の憧れでした。初めて彼女のことを知った時、自らの散り際をわきまえたとても潔い最期に意志の強さを感じ、心ひかれたことを覚えています」などとコメントした。

芦田は今作では最年少で、大河ドラマは11年の「江」以来、9年ぶりの出演となる。

また、ジャニーズJr.のHiHi Jetsの井上瑞稀(19)が織田信長の長男の信忠を演じる。大河初出演の井上は「歴史のある大河ドラマに出演できることは本当に夢のようでうれしく思います。父である染谷将太さんをはじめ、素晴らしい役者さんたちに囲まれ、必死にくらいついていけたらなと思います」とコメントした。 

ほか、三条西実澄を石橋蓮司、武田信玄を石橋凌、羽柴秀吉の母のなかを銀粉蝶、斎藤利三を須賀貴匡、誠仁親王を加藤清史郎、細川忠興を望月歩がそれぞれ演じる。